「見なきゃいい」はただの逃げ道

　コナンの公式サイトで実写擁護派の連中の決め台詞が大抵
「見なけりゃ良いじゃない」に終始している感がある件について。JOKERです。

　いやいやいや。
「名探偵コナン」として銘打たれている以上、
そこそこのコナンファンなら反応して当然でしょう。
そして、そいつの中身がどうなっているのか、
面白いのか、楽しいのか、かっこいいのか、
とかそういうのを気にするはずです。
（あくまで、見てから批評する人に限定されますが）

コレ以下は、あくまで第一弾を踏まえた文面です。
第二弾に対しての批評は見ずして出来ません。
「実写自体に反対」であって「第二弾も必ず駄作」とは
今の内からは決して言えませんので、その辺はご了承下さい。

　「見なけりゃいい」という人に是非聞きたいのですが、
それが「実写化反対」を言う人間に対して、どれだけの説得力があるんだろうか、と。
そして「名探偵コナンじゃない（工藤新一でもない）」という意見に対して、
全くの反論を言えていないのに「見なけりゃいい」は逃げてるだけだろうに。
　あと「小栗ファンで、あのドラマからアニメに入った」ってのもあった気がするけど、
なんともまぁ・・・都合の良いゲフンゲフン

　とりあえず、JOKER個人が思う実写化に対して総まとめ。

・前作の内容は名探偵コナンであるかないかを放置しても、
　「推理ドラマ」というジャンルで考えても失格。

・そして、タイトルに「名探偵コナン」を入れている以上、
　「名探偵コナン」としての設定を活かした
　何かしらの納得できる程度のストーリー作りは必須なのに、
　数々の脚本ミスで完全崩壊（詳細はドラマ版の感想にて）

・小栗が無意味にカッコつけすぎ。
　パッと見、良い面してるように見えるときもあるんだから。もっと普通にやれ

・「アニメ（原作）と実写が違って当然」と言うけど、
　タイトルが「名探偵コナン」とある以上、比べられるのは当然。
　テレビ局もそういう宣伝をしているわけだし。
　原作・アニメファンが再現性を求めるのも当たり前の事。

・人気があったから第二弾ではなく、
　「コナンの実写という事で注目を集めた結果、視聴率が高かっただけ」
　という事。「視聴率の高さ＝内容の良さ」では無いんだぜ。
　ただ、「人が注目している」だけなんだよ。


　作品には擁護と批判がつきもの。
だから、逆行する意見を頭ごなしに否定するのは理にかなわないけど、
コイツだけに限って言わせて貰えば、間違いなく駄作。
青山先生公認とかそんなもん関係ねーよ。はっきり断言して、駄作以下。
「キャラクターのイメージ」だとかではなく、
「名探偵コナン」と言う作品そのものを設定無視などで
滅茶苦茶にしているから、多くのファンが批判している訳です。

　前回の実写版を踏まえて考えたら、
俺にはどうしても脚本や監督が「名探偵コナン」を理解してないし、愛していない。
そういう風に思うんです。痛々しいこと言ってるけどね。
気持ちが入っている作品ならあんな事にはならんでしょうよ。
そんなのが再びテレビに映ったとき、
果たして前回の批判を吹っ飛ばすようなものをやれるのかは甚だ疑問ですが、
第二弾がどうなるかは俺も分かりません。ある意味で楽しみです。

色々ブチ撒けましたが、今日は→終わり
（これ読んで、何か思うところがあれば、是非、コメントでも残してください。
　ケンカ売ったつもりはないですよ。その辺分かって書いてもらえると嬉しいです。）