罪と罰

　この日にこのタイトルということは、
ここから書く内容を察してもらえると思います。
本当に長かった。事件当時の報道を思い出します・・・　JOKERです。

　本来、こういう話題も
政治ネタと同様にあまり書くべきではないのですが、
名探偵コナンのファンサイトとしては、
この作品が犯罪を扱っている性質上、
触れてみても良いのではないかと思った次第です。


　まぁ、何を書くのかと言えば、
やはり「死刑」が必要か否かというお話でしょう。
JOKERとしては、この刑罰は今後も必要であると考えています。
それは、単に凶悪犯罪の抑止力のため・・・ということではなく、
犯した罪に対する罰として必要だからです。
　ただ、殺人＝死刑　という短絡的試行は持ち合わせていません。
今回でも審議の対象となった「特に憂慮するべき点」というものが、
もしかしたらあるかもしれない。
要は、同情し得る動機で殺してしまった場合・・・ということも、当然あり得る訳ですね。
（無論、今回のようなバカバカしい弁護による供述などは論外です。）

　若干、話が逸れましたが、
死刑制度は、殺人罪に対する１つの罪の償い方です。
これが場合によっては、無期懲役に取って代わったりするのです。
　廃止論者は、「被告の人権」とやらを掲げるのですが、
そいつが既に殺人によって殺された人の人権を踏み躙っていて、
遺された家族の心までも壊しているのですから、
社会通念上の人権は守られるわけが無いのです。
守られるべきなのは、刑罰を受けて最期の日まで生きるための
人権や責務ではないでしょうか。
もっと端的に言えば、
「お前（廃止論者）の最も近い身内が殺されても本気でそれが言えるのか」
ということですよ。
殺された側、傷付けられた側の権利が害されているのに、
何故に、殺った側の権利が補償されなければならないのか。
今回の判決は、そういうバカげた主張をも断じたのではないかな、と思います。

　もし、自分が本村さんと同じ目にあったとしても、
きっとあんなに理性的に、根気強く戦えないでしょうね。
本村さんは会見で「手放しで喜ぶことは出来ない」というようなことを仰っていました。
だから、ここでも「良かった」という書き方は避けておこうと思います。
　恐らく、弁護側の上告を最高裁は棄却してくれるはず。
あとは、最後の日を待つだけになるでしょう。
あまり良い言い方ではないのですが、“その時”まで応援したいと思います。